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2015年5月30日に行われた「αアンバサダープログラムキックオフミーティング」に参加してきました。
私がメインで使っているカメラは、Canon デジタル一眼レフカメラEOS6Dなんですけど。。。
ブログ記事で使うほとんどの写真は、SONY α NEX-5Nで撮ってます。
そもそもカメラ&写真に興味を持ち始めたキッカケが、友人からα NEX-5Nを譲り受けたことからでした。
その後、ソニーのフルサイズ機が発売されたり、CP+での高城剛さんの講演を聞きα7シリーズに興味があったんです。
今回、倍率10倍の狭き門を突破しソニー本社で開発者さまの声が聞けてたり人気機材をお借りすることができました。
イベントの様子や感想、お借りしたミラーレス一眼 α7 やSonnar T* FE 55mm F1.8 ZAレンズの所感をまとめてみた。
今現在、カメラ購入でお悩みの方の参考になれば嬉しいです。
①αアンバサダープログラムキックオフミーティングとは
ソニーの一眼カメラαの魅力を所有・非所有関わらず伝える役割を担うプログラムです。
実際にソニー製のカメラに興味ある方なら誰でも参加登録できました。
その第一回目のミーティングが品川にあるソニー本社で行われ抽選の結果、幸運にも参加できた。(もちろん無料)
今後もあるみたいなので興味ある方は登録ページより参加しておいても損はないでしょう。
②αアンバサダーイベントの様子と感想
入り口前には、担当者さんが立っていて受付まで誘導してくれました。
受付で応募時の名前を伝えて、名札とセキュリティカードを受け取り会場に向かいます。
Cの表記は、後々のグループ分けのために書いてありました。
13時より、アジャイルメディア・ネットワークの徳力さんの司会でミーティングが始まりました。
正直、こういったイベントってパートナーブログの方が優先で選ばれないもんだと勝手に思ってましたけど。。。
しっかり想いを書いておけば選んでもらえるもんなんですね。(選定方法は秘密で運もあるだろうけど)
途中でスライドは頭上にあったモニターに映し出されていることに気がついた。(さすが一流企業の会議室)
冒頭、ソニー製品のこだわりや想い、ビジョンについて事業責任者の方より説明がありました。
ソニー製のデジカメは、誰も成し得なかったカタチを小型化し自社で一貫して開発することにこだわっている。
その後、3部屋をまわる形式でレンズ・イメージセンサー・プロセッサーの技術担当者にお話を聞くことになりました。
技術的な詳しい解説レポート記事は「#αアンバサダー」で検索すれば参加者レポートが沢山でてくるのでサラッといきます。
αレンズの技術紹介を大竹さんから
AマウントりEマウントってのがあるのを知っている程度の私にもわかりやすい説明でした。
ミラーレスのEマウントはフレンジバックが短いことで収差(歪みとか)を抑え広角で強いレンズが設計しやすい。
若干、専門用語についていけない部分もあったので詳細な違いが知りたい方は下記をご参照ください。
▶AマウントとEマウントの違いは何ですか?|SONYサポート
αレンズの技術紹介では、DDSSM(超音波モーターによるAFシステム)や非球面レンズ、ナノARコーティングのお話。
専門的なお話になるとついていけないのですが、要はかなり高度で精密な加工をしているというのは伝わりました。
強く訴えていたのは、ナノARコーティングの技術でこれも自社開発であるとのこと。(他社から買ってない)
ソニーではブルーレイの技術を応用して開発に取り組んでいる。
その後の質疑応答で、「思い入れあるレンズはどれですか?」に対して下記のレンズを挙げていた点が印象深かった。
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プロセッサーの技術紹介を小坂井さんより
このプロセッサー技術が進歩していくことで、より簡単により綺麗な写真が撮りやすくなる大事なポイントです。
上記の分解されたα7の中にある「BIONZ X」というのがソニーの現在の画像処理エンジンです。
この「BIONZ X」により、高度な画像処理や高速なオートフォーカス処理が実現されているとのこと。
特に印象に残っているのが、全て自社開発によるメリットを強調されていた点です。
またプロセッサー開発はユーザーに凄く恩恵があるけど、重要度が伝わりづらい点がもどかしいとのこと。
その後の質疑応答では、ユーザーからのマニアックな意見も細かくメモされながら答えてくれてました。
実際、一つの処理技術について1時間は語れるらしく、色々聞いてくれる人が沢山いるのが嬉しかったようです。
RAWで撮ることも増えてきたのですが、ソニーのJPG処理はコントラストが強く色鮮やかで個人的には大好きです。
イメージセンサーの技術紹介を冨田さんより
ソニーのイメージセンサーといえば、カメラだけでなくスマートフォンなど数多くの製品に搭載される大事な部門。
α7Sを使った実演デモでは、ISO409600というとんでもない数値での暗所撮影を再現されていました。
イメージセンサー技術力のポイントは、いかにして光を効率良く集めるか。
上記の模型の3つのポイントを活かすことで、より多くの光を画素に届けることができるようです。
その後、フルサイズ対応5軸ボディ内手ぶれ補正の秘密についても解説がありました。
また質疑応答では、最終セッションということで様々な質問や要望が投げかけれていました。
(ボディ内手振れ補正、レンズ内手振れ補正についてや全画面AF機能のフルサイズ搭載の要望など)
担当者さんの専門外で困る部分もありましたが、見守っていた他の社員さんが代わって回答したりチームワークの良さを感じました。
③参加特典のモニター企画でα7(ILCE-7K)を1ヶ月間借りることができた
私は、事前アンケートで「α7(ILCE-7K)」の方を選択していました。
なんで「α7II(ILCE-7M2) 」じゃないんだと誰もが疑問に思うことですが売れ行き好調で在庫が足りなかったらしい。
そのかわり8万円以上する人気の単焦点「Sonnar T* FE 55mm F1.8 ZAレンズ」も付けるから許してねってことでした。
個人的には、ボディ重量が140gも軽い旧型の方に興味があったのでコチラで良かったんですけどね。
早速、家に持ち帰って開封。(一つ前のモデルなので詳しい紹介は省きます)
気になったのは、USBケーブルで充電することとNEX5Nで使っているバッテリーと同じだった点。
持っているキヤノンのフルサイズ機と比べ、好みは大きく分かれるところですが見た目や作りは決して嫌いじゃない。
なんとなく感覚的には、全く別タイプのカメラっていう印象でそしてフルサイズ機なのに凄く軽い。
セットで入っていたSONY製の標準ズームレンズ(FE 3.5-5.6 /28-70mm)
でも、真っ先に装着して使っているのはオマケでつけてくれたお高めのツァイス単焦点レンズ(1.8/55mm)の方。
ボディ本体重量416g+レンズ重量281gで計697gコレは良いよ。
上部のダイヤル式の部分がメカメカしくて結構好きかも。
とりあえず、説明書も読まずにその日の夜に軽く試し撮りしてみました。(無加工JPG撮って出し)
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構図諸々は目をつぶって頂き、暗いところでこれだけ撮れて撮って出しでこれならかなり良いのではないでしょうか。
今後、ポートレート撮影や沖縄旅行での撮影で使ってみる予定なので別途使い心地を詳しくレビューします。
αアンバサダープログラムキックオフミーティング参加レポートまとめ
開発担当者さんの生の声で技術説明だけでなく、アツい想いやこだわりを聞くことでソニー製品への愛情が高まります。
カメラの撮影や現像テクニックだけでなく、もっと機材の性能や特徴に対しても私は勉強が必要でした。
ちょっと本格的なソニーユーザーの参加が多く、ついていけない話題も多々あったので次回はまた違ったグループ分けでお話が聞けると尚嬉しいです。
例えば、すでに使っているヘビーユーザーとライトユーザー、これから買いたいと考えているグループなどどうでしょう。
だって私なんて未だに各種αシリーズの住み分けすらわかっていないですからね。
次回のミーティングも楽しみにしているのでぜひ参加させて頂きたいです。
ではでは、今回はこの辺で!
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