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ロボット掃除機「ルンバ」や床拭きロボット「ブラーバ」を開発するiRobot(アイロボット)ファンプログラムミーティングに参加してきた。
当イベントは、アイロボット日本総代理店 セールス・オンデマンド株式会社が主催してくれました。
今やロボット掃除機を導入している家庭も多く、私自身も引っ越したら真っ先に買おうと決めていて興味ある方は多いはず。
【関連】【レビュー】床拭きロボットBraava(ブラーバ)を使ってみた感想
そんな中、すでに人気の「ルンバ」ではなく、2015年4月より販売開始された床拭きロボット「ブラーバ380j 」を初体験。
フローリングに住み花粉やハウスダストに悩む私の生活環境には「ブラーバ」があってるんじゃないかと強く感じました。
今回は、お掃除ロボットの必要性についてイベント内の様子とあわせてレポートしていきます。
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①最初にiRobot(アイロボット社)やホームロボットの開発について
最初にお話されたのは、セールス・オンデマンド株式会社取締役の徳丸さん(愛用中のブラーバの名前は「一休さん」)
まずはiRobot(アイロボット社)のご紹介から。
iRobot(アイロボット社)は上記3名のMITの人口知能研究者により起業された会社です。
ナスダックに上場していて、現在は中央のコリン・アングル氏が代表を務めています。
コンセプトを端的に言えば、自分たちのカッコイイ技術ですごい製品を生み出しお金もしっかり儲けてそれでいて楽しむ。
そしてCHANGE THE WORLD「ロボットで世界を変える」ことを本気で考えている会社とのこと。
中でもiRobot(アイロボット社)が注力しているのは、ホームロボットと呼ばれる家庭用のロボットたち。
日本に持ってきているのは「ルンバ」と「ブラーバ」だけですが、様々なロボットを開発されています。
現在、世界で1400万台のiRobot(アイロボット社)製ホームロボットが活躍中。
ホームロボット開発には、3Dコンセプトという考え方を基にしている。
人が行う「つまらない」「汚い」「危険」な仕事はロボットがすべきということ。
この考え方を家庭内の家事に置き換えると。。。
例えば、掃除/洗濯は汚れた物をキレイにするというようにマイナスからゼロに戻す作業。
そこから何かプラスを作り出す(クリエイティブ)作業ではないので自動化するべき。
床掃除という3D作業をはじめて取り除いたのが有名な「ルンバ」という製品だった。
※写真は2016年2月現在の最新機種「ルンバ980」
丸いルンバに対して、今回イベントのメインでもある四角い床拭きロボット「ブラーバ」
※写真は2016年2月現在の最新機種「ブラーバ380j」
②次に床拭きロボット「ブラーバ」の使い方やニーズについて
次にお話頂いたのは、プロダクトマネージャーを務める山内さん(愛用中のブラーバの名前は「ブーちゃん」)
ルンバとブラーバの役割の違いから
ルンバはじめ掃除機=ほうきとちりとり
床拭きロボット=ぞうきん
昔から学校で掃除といえば、ほうきとちりとりをやったらぞうきんがけと分担してきた。
但し、掃除機の普及により掃き掃除は行っているが拭き掃除はあまり日常的ではない。
大掃除の時を例にすると、水拭き前は「面倒くさい」という意識があるが。。。
しかし、水拭き後には「気持ちがいい」「キレイを維持したい」に変わるのは身に覚えがあるはず。
なんで床の拭き掃除がやりたくないのかを考えるとキツイ・汚い・手が冷たいの3Dコンセプトにいきつく。
そんな床拭き掃除の常識を今後変えていくのが「ブラーバ」と呼ばれる製品だと確信していると山内さんは言う。
続いて、拭き掃除が向いてる場所についての例をあげていました。
- はだしで生活するリビング・・・はだしで生活していると気になる足の裏のざらつき感
- ペットのいるご家庭・・・よだれや散歩後の足あと、ペットの毛の散らかり
- 小さい子供のいるご家庭・・・食べこぼしなどはいつくばるため清潔に保ちたい、ハウスダストを巻き上げたくない
- キッチン・・・水はねや油汚れなど掃除機では吸えないモノ
それをボタンを押すだけで床拭きロボット「ブラーバ」が解決してくれる新しい掃除スタイルの提案です。
いつもの掃除に水拭きを加えることで得られる足裏まで気持ちがいいキレイを叶えてくれる製品とのこと。
日本の住環境と拭き掃除
端的にいえば、徐々にですが畳が減ってフローリングの部屋が増えている。
日本の家の床の7割がフローリングということもあり、「ブラーバ」で7割を補うことができるとも言えます。
また健康面からみても。。。
年々ぜんそく患者が増加傾向にあり、食生活や生活環境などいろいろある要因の中の一つにハウスダストが挙げられる。
そのハウスダストの予防策の一つとして、雑巾がけが推奨されています。
またアレルギーといえば花粉。
私も花粉症ですが、会場にいた方のほとんどが花粉症でした。
上記、2016年の最新データによると花粉症対策としての掃除は鼻うがいよりも少ない驚きの結果になっている。
でも実は、床掃除が効果的な理由が花粉の半数以上が床面におちているというデータがあります。
それを歩く人が舞い上げることで吸い込んでしまうのでできるだけ舞い上がらないように床掃除がおすすめ。
実際に、ブラーバを使って床掃除をしてみた結果が上記になります。
実験①では、配慮した結果でも3世帯平均でダニや花粉、カビなどが取れたごみより検出された。
実験②では、人が歩いたあとをブラーバ使用前と使用後で比較した結果99.9%の雑菌除去している。
ブラーバの特徴と使い方
ブラーバの主な機能
- ドライ(乾拭き)、ウェット(水拭き)の2つの清掃モード
- 広いお部屋もくまなくカバー(ドライ:約56畳 ウェット:最大約20畳)
- NorthStarナビゲーションシステムにより隅々まで清掃
ブラーバは清掃モードによって本体の動きが異なります。
ドライモード(乾拭き)は直線的な動作・・・タタタタタタッタと真っ直ぐ拭き掃除するイメージ
ウェットモード(水拭き)前後斜め方向に動きながら移動・・・ゴシゴシとこすりながら進むイメージ
①スタートを押すと基本的に前へ進みバンパーがセンサーになっており、壁にぶつかると折り返す。
その後、②~⑤のように端っこだけをぐるりと清掃を行う。
最後に⑥スタートさせた位置へ戻っていきます。
付属のNorthStarキューブを使用することで北極星の役割になり、自己の位置を把握してより正確なくまなく清掃が可能。
またNorthStarキューブを2つ使用すると、ドライモードの場合は最大で約112畳まで拡がるとのこと。
尚、ウエットモードは給水の関係で範囲拡大はしません。
製品の特徴①
- 市販の使い捨てお掃除シートも利用可能・・・付属のクロス以外も使える(ドライクリーニングパットに装着時のみ)
- 人が入ることができないスペースも清掃・・・本体サイズがコンパクトなので奥まで清掃可能
- ラグに乗り上げる心配なし・・・わずかな段差を乗り越えない理由としてはラグやカーペットを濡らさないため
その他、落下防止については段差から落ちないように設計されているとのことでした。
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実際にデモでも囲いが一切ないのに落ちなかったから驚きです。
製品の特徴②
- 静かな運転音・・・ルンバなど掃除機とは違いブラシや吸引がないので静か
- 排気がないのでホコリをまきあげない・・・小さいお子さんいるところでも安心して使える
- 電気代は1時間約0.5円・・・省エネ設計、時給0.5円で拭き掃除したくないですもんね
ウエット使用時、床に濡れた雑巾を置きっ放しにはしないと考えるとわかりやすいですよね。
記事公開時点の最新機種「ブラーバ380j」は、税込価格39,000円が定価で2015年4月より販売されています。
ネットショップで購入の際は、型番はじめ販売価格を必ずご確認ください。
③最後にブラーバの使い方を実演してもらった
操作自体に迷うことはありませんが、使用するクリーニングパットの取り付け方や仕組みは覚えておくとよいでしょう。
ドライタイプの装着方法
ドライクリーニングパットの取り付けはすごく簡単。
市販のよくあるクリーニングペーパーのように巻き込ませる形で折り込む。
手前も奥も折り込んだら。。。
ブラーバ本体に磁力で取り付けます。
ウェトタイプの装着方法
別のウエットクリーニングパットに水を入れて使います。
写真では容器から移していますが、実際は水道の蛇口からそのまま入れられる。
注)芳香剤やアルコール洗剤などは入れないようにしてください
ドライクリーニングパットと違い、ウエットクリーニングパットは上部のマジックテープに貼り付けて使います。
また、そもそも濡らしてから使えばいいじゃないかという点に関しては。。。
ブラーバの水拭きは、最大20畳拭くことができるので途中で乾いてしまう可能性がある。
それを防ぐため、底面のキャップに工夫がされていてジワジワ水が出てくるとのことでした。
実際に水拭きで粉末除去デモを行っている様子も動画でどうぞ!
粉末やこぼした水分を除去して汚れたウエットシートの様子。
付属のシートは、手洗いまたは洗濯機洗いで繰り返し使うことができるので安心です。
もちろん別途で追加購入も可能とのこと。
充電方法やバッテリー交換について
ブラーバの充電方法は2通り
- 本体にケーブルを繋ぐ方法・・・充電時間4時間
- 速充電スタンドにのせる方法・・・充電時間2時間
但し、スタート地点まで戻ってくるので汚れたシートを外すことにあわせ充電を行うことができます。
尚、内臓バッテリーの交換時期は使用状況にもよりますが1年半から2年くらいとのこと。
自分でも交換できなくはありませんが、メンテナンスも兼ねてカスタマーセンターに連絡くださいとのことでした。
アイロボットファンプログラムミーティング参加レポートまとめ
初めてアイロボットファンプログラムミーティングに参加しましたがスタッフ皆さんの想いが伝わるイベントでした。
後日、私の家にもモニター用として「ブラーバ380j 」が届けてもらえるとのことで今から楽しみです。
実際に私自身が自宅で使ってみて、今回のイベント内での話を実感してみたいと思います。
今後も、床拭きロボット「ブラーバ」の魅力や使い方を当ブログでもご紹介していきますのでご期待ください。
ではでは、今回はこの辺で!
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